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30代獣医師、結婚・出産を機に動いた話——同期の転職体験談

·10 分で読めます
#30代#結婚#出産#ライフイベント#女性獣医師#体験談
ワン

ワン

ゆっけ先生、30代でライフイベントが重なる時期の 転職体験 ってリアルに知りたいです。同期の方の話を聞かせてもらえませんか?

ゆっけ

ゆっけ

わかった。同期2人の話を、本人の了承を得てシェアします。結婚・妊娠・産休 → 復職 という流れの中で、それぞれが選んだ道と、後で振り返って思うこと。個人が特定されない範囲で書きます。

「自分だけが悩んでいる」 と思いがちなライフイベント期の転職。同期の生々しい体験 を読んで、選択肢を広げてください。

本記事でわかること

  • ケース①:結婚を機に都市部→地方 に動いた話
  • ケース②:妊娠を機に小動物→公務員 に動いた話
  • 動いた タイミングの判断軸
  • 「もっと早く動けばよかった」 と振り返るポイント
  • パートナーとの キャリア会議 のコツ

ケース① Aさん:結婚で地方に動いた話

Aさんの当時の状況

  • 32歳、都内の小動物臨床勤務医(5年目)
  • 年収:450万円
  • 年間休日:100日、月残業60時間
  • パートナーは地方公務員、転勤の可能性あり

動いたきっかけ

パートナーの転勤が決まり、地方に同行するか、別居婚にするか の選択を迫られたこと。

ゆっけ

ゆっけ

Aさんは最初「臨床を捨てたくないから別居婚」 と言ってたんですが、半年で疲弊。「会えない時間が長すぎて、何のために働いてるかわからなくなった」 と。

動いた結果

地方に移住し、産業動物獣医(NOSAI)に転職

| 項目 | 移住前(都内・小動物) | 移住後(地方・産業動物) | |---|---|---| | 年収 | 450万円 | 600万円 | | 年間休日 | 100日 | 120日 | | 月残業 | 60時間 | 25時間 | | 家賃 | 12万円 | 5万円 | | 通勤時間 | 1時間 | 15分 |

Aさん本人の振り返り

「もっと早く動けばよかった、というのが正直なところ。 都内の小動物臨床を続けることに アイデンティティを置きすぎていた。 でも、地方の産業動物の方が、生活も収入もキャリアも全部よかった。 何より、夫と一緒に住めるようになって、人生が戻ってきた感じがします」


ケース② Bさん:妊娠を機に公務員に動いた話

Bさんの当時の状況

  • 34歳、個人動物病院勤務(8年目)
  • 年収:520万円
  • 妊娠5週で発覚 → 上司に報告
  • 「育休後のポジションは保証できない」 と言われた

動いたきっかけ

院長から 「育休を取る人は前例がない」 と言われ、退職か継続かの2択を迫られた。

ワン

ワン

…これ、けっこうな衝撃ですね。

ゆっけ

ゆっけ

個人病院では今でも普通にあります。「子供を産むなら辞める」 が暗黙のルールになっている病院、まだ多いんです。

動いた結果

公務員獣医師(家畜保健衛生所)の中途採用に応募 → 合格。

| 項目 | 移住前(個人病院) | 移住後(公務員) | |---|---|---| | 年収 | 520万円 | 480万円(初年度) | | 産休育休 | 取れない雰囲気 | 法律で完全保証 | | 復職 | ポジション未定 | 当然の権利 | | 残業 | 月50時間 | 月10時間 | | 仕事内容 | 臨床 | 防疫・検査 |

Bさん本人の振り返り

「年収は一時的に下がりましたが、産休・育休が当然取れる安心感 はお金では買えない。 復職した今は、当たり前のように勤務して、当たり前のように子供のお迎えに行ける。 臨床の現場が恋しい瞬間もあるけど、トータルでは大正解の選択でした。」


2人のケースに共通すること

ライフイベント期の転職には、共通する判断軸があります。

① 「キャリアの連続性」 にこだわりすぎない

「同じ病院で同じ仕事を続ける」 ことだけが正解ではない

② 数字以外の価値を重視する

  • 通勤時間
  • パートナーとの時間
  • 子育て環境
  • 将来の安心感

③ ライフイベント前に動く

  • 妊娠してから動くのは選択肢が狭まる
  • 結婚が決まった時点で動き始める

④ パートナーとの「キャリア会議」 を早めに

  • どちらの仕事を優先するか
  • 子供の希望はどうか
  • 数年後どこに住んでいたいか
ゆっけ

ゆっけ

この4つを 入籍前に話し合っておく だけで、後の選択がぐっと楽になります。


パートナーとのキャリア会議のコツ

コツ① 数字で話す

「やりがい」「気持ち」 だけだと議論が平行線。 年収・労働時間・通勤・休日 を表にして客観視する。

コツ② どちらかが「絶対譲れない条件」 を1つだけ持つ

両方が全部譲らないと結論が出ない。「これだけは絶対」 を1つに絞る のが現実的。

コツ③ 5年後、10年後の絵を別々に描く

それぞれの理想を書き出して、重なる部分から逆算する。

コツ④ 第三者の意見を入れる

エージェントやキャリアアドバイザー、信頼できる先輩に 第三者視点 を入れる。


ライフイベント期に強い転職先の特徴

産休育休に強い職場の見分け方

  • 育休取得実績が複数ある
  • 復職率が公開されている
  • 時短勤務が制度として存在
  • 男性育休の取得実績がある(職場文化の指標)

おすすめの転職先カテゴリ

| カテゴリ | 産休育休 | 復職 | 時短 | |---|---|---|---| | 大手チェーン病院 | ◎ | ◎ | ◎ | | 公務員獣医師 | ◎ | ◎ | ○ | | 製薬・ペットフード企業 | ◎ | ◎ | ◎ | | 二次診療施設 | ○ | ○ | △ | | 個人病院 | △ | △ | △ |

ゆっけ

ゆっけ

ライフイベント期の転職は、「個人病院 → 制度の整った職場」 への移動が王道パターン です。


まとめ

  • 30代の転職は ライフイベント前に動く のが鉄則
  • パートナーとの キャリア会議 を早めに
  • 「キャリアの連続性」 にこだわりすぎない
  • 動いた人ほど 「もっと早く動けばよかった」 と言う
  • 産休育休に強い職場 = 大手チェーン・公務員・企業

「いつか動こう」 のいつかは、自分で決めて動く。それだけで人生が変わります。


ゆっけ

ゆっけ

ライフイベントを見据えた職場選びは、獣医師専門のエージェントに相談すれば最適な求人を絞り込んでくれます。「結婚予定」「妊娠予定」 を伝えるだけで、産休育休に強い病院を提案してくれます。

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