ワン
ゆっけ先生、産業動物の「あるある」記事、めっちゃ反響あったみたいです!次は小動物版が読みたいって声が多くて…!
ゆっけ
ありがたい。じゃあ今日は 小動物臨床獣医師あるある20選 いきます。受付・診察・手術・夜間呼び出しまで、現場の人にしか刺さらないやつを集めました。
獣医学生、新卒、転職検討中の方は 「あ、これ自分の未来かも」 という視点で読んでみてください。
本記事でわかること
- 小動物臨床の現場あるある 20選
- 受付・診察・手術・夜間など シーン別のリアル
- なぜそれが起きるのかの 背景
受付・待合室編
① 「うちの子、最近元気なくて」の主訴で来た子が、診察室に入ると元気MAX
ゆっけ
これ、月に5回はあります。さっきまで震えてたって言ってたのに、診察台で尻尾ぶんぶん振ってる。「うーん、いま見ても元気そうですね…」って言うと飼い主さんが落ち込むやつ。
② 予約20分押してるとき、飛び込みで「ちょっと診てほしいんですけど」が来る
ワン
あれ、断れないんですよね…?
ゆっけ
状態次第。命に関わるなら最優先で診ます。それでさらに30分押す、までがセット。
③ 飼い主さんがネット検索で「先生、これって◯◯ですよね?」って病名を持ってくる
正解のときもあるけど、ハズれてるけど自信満々のときが一番きつい。否定すると不信感、肯定すると違う病気を見逃す。
④ ワクチン来院のはずだったのに、診察中に「あ、そういえば耳がちょっと…」と追加が出る
「そういえば」3連発くらいくる。気づくと予定の3倍の時間。
診察編
⑤ 大型犬の体重測定、人間が一緒に乗る
ゆっけ
60kgのゴールデンを体重計に乗せようとしても乗らない。結局自分が抱えて乗って、自分の体重を引くやつ。腰が死ぬ。
⑥ 猫の口を開けようとしたら、自分の手の甲から血が出てる
開けてもらえないだけならまだしも、こちらが先に出血している事案。
⑦ 「先生、爪切ってください」だけのために来院、5分で終わる
ワン
これ、診察料って取りづらいですよね…?
ゆっけ
取れるけど、取りづらい雰囲気を出してくる飼い主さんがいるんですよ…。
⑧ レントゲンで「異物を食べてる」のが映ったとき、犯人探しで盛り上がる
「これ、靴下ですね」「リカちゃんの靴かも」みたいなやり取りが診察室で発生。飼い主さんも一瞬笑顔になる、悲しい瞬間。
⑨ 高齢猫の慢性腎臓病、血液検査の数字を見るたびに胸がきゅっとなる
これは「あるある」というより「あるあるの中に混じる重い話」。長く診てきた子の数字が悪くなっていくのは、何年やっても慣れません。
手術編
⑩ 麻酔導入の瞬間、緊張するのは何百件やっても変わらない
ゆっけ
ルーティンの避妊去勢でも、麻酔の導入は毎回緊張します。慣れた瞬間が一番危ないので、これで合ってると思ってます。
⑪ 手術中、看護師さんが額の汗を拭いてくれる
ドラマかよ、と思いながら、めちゃくちゃ助かるやつ。
⑫ 手術が長引いて、術後にカロリーメイトを立ち食い
「ご飯食べたい」より「血糖値を上げたい」になる瞬間。
⑬ 終わって着替えたら、自分のスクラブの裏側が血まみれ
ワン
…あの、スクラブって毎日洗ってますよね?
ゆっけ
洗ってます。でも染みになるんですよ…。
夜間・休日編
⑭ 休みの日、電話が鳴ると心拍数が一瞬で跳ね上がる
ゆっけ
着信音を聞くだけで、PTSDレベルで反応するようになります。休日にスマホを別の部屋に置く という防衛策をとってる先生、本当に多いです。
⑮ 入院動物の状態を、寝る前に必ず確認する
家に帰っても、頭の中で「あの子、輸液量足りてたかな」「血糖値、朝もう一回測ろう」が回ってる。完全にOFFになる時間がない。
⑯ 夜中に呼ばれて病院に行くと、なぜか他の入院動物まで気になって帰れない
「ついでに」のチェックが30分追加される。結局朝までいたことも何度か。
飼い主さん編
⑰ 「うちの子は人間と同じくらい大事です」と言いながら、検査費用で渋る
これは責められない。本当に大事だからこそ、お金の話は重い。
⑱ 看取りのとき、飼い主さんに泣かれて、自分も泣きそうになるのを必死でこらえる
ゆっけ
プロとして冷静でいないといけないけど、何年経っても慣れません。むしろ慣れちゃいけないと思ってます。
⑲ 「先生のおかげで」と言ってもらえる瞬間、すべての疲れが吹っ飛ぶ
これがあるから続けられる、というのは綺麗事に聞こえるかもしれないけど、本気でそう思ってます。
同業者編
⑳ 学会・勉強会で同期に会うと、まず「最近どう?まだあそこにいる?」になる
ワン
…それ、転職トークですか?
ゆっけ
ほぼ転職トークです。5年目くらいになると、半分の同期が動いてる。これが小動物臨床のリアルです。
まとめ
- 小動物臨床の現場は、笑える話と重い話が表裏一体
- 受付・診察・手術・夜間、どこを切ってもネタが尽きない
- 5年目で同期の半分が動く、というのがこの業界のリアル
- 共感した人は、自分のキャリアを一度立ち止まって考えるタイミング かも
「あるある」で笑った後に、ちょっとだけ自分の今を振り返ってもらえたら嬉しいです。
ゆっけ
「最近、笑える余裕すらなくなってきた」と感じている人は、転職を考えるサインです。情報を集めるだけならノーリスク。まずはエージェントに登録して、世の中にどんな選択肢があるか知るところから 始めてみてください。
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